株式会社四釜製作所は、日本の高度経済成長時代の真っ只中の昭和41年（1966年）に東京の下町で産声を上げ、以来、金属加工、溶接技術の職人集団としてサイン・ディスプレイ金物を中心に製作をしてまいりました。間もなく平成28年（2016年）には、創業50周年という節目を迎えます。
　これもひとえにお客様、協力業者様、地域の皆様に支えられ、守っていただいた賜物であります。ここに深く御礼申し上げます。

弊社はどんなにデジタル化や機械化が進んでも、先代より続く、ものづくりへのこだわりを職人さんたちの数値化できない、データ化出来ない技術を、大切にしていきます。
　溶接加工時には、職人さんたちは鉄（もしくは、ステンレス鋼）と会話をしております。熱を加えた時の音、感触などからその日その日の鉄（もしくは、ステンレス鋼）の状態、機嫌を感じ取り、機嫌を損ねることなく熱を加え最適な方法で作品を作り上げていきます。一見、同じものをつくり上げているように見えても、その手法は少しずつ違います。

　このような職人技を受け継ぎ、次世代へ引き継ぐ、弊社に課せられた使命の一つです。元気な東京、ものづくり大国日本、の一員として切磋琢磨していく所存です。

　お客様に必要とされお役にたてる会社で居続けるため、お客様のご要望を素早く感じ取りスピード感を持ったご対応を心掛けてまいります。

先代より引き継いだ伝統を大切にし、60年そして100年企業を目指して。
まずは、一歩一歩・・・